2014年1月11日

エンジニアのスキルと経験年数












長尾はエンジニアの仕事歴が1年半です。

エンジニアになる前はダンサーや役者をしておりました。

ファイルを保存する、の意味がわからないほどアナログな人間でした。



プログラミング歴がほぼ皆無の長尾の就職活動は

当然難航を極めました。

難航の一番の理由が履歴書、スキルシートでした。

そしてそれは現在でも、現場を探す際にネックになることがあります。



Androidエンジニアの応募資格として、

多くの企業の募集要項に「実務でのJavaの経験3年以上」と書かれ、

実務経験がなくてもOKという企業の要項には、

「何らかのプログラミング経験のある方、個人でアプリをリリースしている方」

と書かれておりました。

これらの一部は、当然の条件だと認識しています。




疑問なのは「Java」「3年」という部分です。




エンジニアの仕事を掴んでまだ数か月の頃、

大手電気機器メーカーに常駐してプリインアプリを開発していたことがあるのですが、

その現場での一コマです。



リーダー「○○さん、タスクの進捗はどうですか?」

Aさん 「3日間思考錯誤しているのですが、行き詰っています・・・」

リーダー「そうですか。厳しいようだったらそのタスクは別の人に回しますけどどうします?」

Aさん 「そうしてもらえるとありがたいです・・・」



Aさんが行き詰ったタスクは、

Androidのlayout.xmlを絡めたListViewの調整でした。

40代半ばのAさんのエンジニア歴は15年、

CとJavaを長年やってきて、

ここ最近Androidをやり始めたという方でした。



結局、Aさんのタスクは長尾に回ってきたのですが、

開始から1時間足らずで終わりました。

いくつかAndroidアプリを作った経験があれば、

ちょっと入り組んだListViewのセルをいじって、

AdapterのgetView()ら辺を修正するくらいだったら、

1時間あれば十分です。



本物のAndroid開発者の方はよくおわかりになると思いますが、

JavaができたところでAndroidアプリは作れません。

Cやその他言語に比べれば、AndroidはJavaベースなのでとっつきやすい、

という点は理解できますが、

Javaができる人 = Androidもイケる

という認識で人材が集められた現場は悲惨な状況に陥ります。

実際にこの現場でも、毎日23時頃現場を後にし、

さらに休日出勤までするハメになりました。

バカバカしさと理不尽さで、やってられませんでした。



また、Aさんとリーダーのやり取りからわかるように

Aさんは3日間、誰にも質問もせず一人で悶々と悩んでいたようです。

しかも新米が1時間で終えるタスクを。

実装のスケジュールの足を引っ張ることはわかるはずなのに、

積極的に解決しようとしない、

できないことを報告・周知しない、

リーダーがそれを指摘しない。



このようなスピード感で開発している方と、

プライベートな時間もほぼ全部開発に充て、寝る間も惜しんでアプリを作っている人とが、

「×年」という

密度を無視した長さのみで経験を判断される訳です。




採用サイドの方は是非、「密度」を考慮して頂きたいのと、

採用面談に、最低一人は開発者の方を同席させて頂きたいです。



Androidアプリの開発現場なら、

Androidアプリの開発が得意なエンジニアを見極めて採用するべきです。



現在はうれしいことに、

腕のあるアンドロイダーたちが集う現場にお邪魔しています。



やはりアプリ開発はこうでなくては!

と思うのです!










4 件のコメント:

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    そうですね。
    現場にもよるのですが、
    そもそも頭数が足りていないという場合も多々あります。
    まぁなので食いっぱぐれ辛いというメリットもあるのですけどね!

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    私は、パソコンまるでダメなので、エンジニアさんはすごいなぁ~と。開発スタッフさんは寝る間なく働いていらっしゃるのですね。

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    Aさんの立ち回りに関して、長尾さんのコメントに共感。どんな仕事でもコミュ力は大切。Aさんも前職でもそこを欠いていたから、今の職場に転身せざるを得なかったんだろうなと。

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    ��ターキーさん
    たしかに、コミュ力の必要ない仕事はないですよね。一番大事と言っても過言ではないかも。
    エンジニアなんかは特に、詳細にコミュニケーション取る必要があると思います。

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